集合住宅のもうひとつの形「コーポラティブハウス」はホントに良いの?

2011年6月10日金曜日

コーポラQ&A コーポラ問題点 その他 雑記

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昨日の続きを記載しょうと思っていたのですが、ちょっと気になる記事があったので、

ご紹介します。


集合住宅のもうひとつの形「コーポラティブハウス」はホントに良いの? その1



昨日の記事でうちのコーディネータはなんとなくですが、住民同士の積極的な
交流を持つのを推進したがらない感じをうけています。
確かにコーディネータが側からすると濃密な交流で良い方に行けばいいですが、
悪くてもめたりしたり、一致団結してコーディネータと対立したりすると面倒な
ことになるからだと思います。
不確定要素が強いことを嫌がるんだと思います。

しかし上記の三回の記事でコーポラティブハウスについて記載されているのですが、
そこでいわれているのは(以下引用文)

ある団体が説明するコーポラティブハウスのメリットです。 
1.入居時までには皆が顔見知り。良好なコミュニティができる
2.各人の希望に合った自由な設計
3.広告費などの経費がかからない実費での建設
ご覧のとおり、意図してかどうか、

まず1に、コミュニティの醸成が挙げられています。しかし、過去をさかのぼると、
コーポラティブハウスには、「脱線例」といえるようなものもありました。
3のメリットがやや曲がったかたちでアピールされ、注目されていたことがあったのです。
一部のコーディネーターが、
「コーポラティブは一般の分譲マンションよりも2~3割も安い」と、宣伝したり、
それについ誘われてしまった住宅購入希望者もいたりしたのです。
しかし、これは事実とは違います。「一般分譲に比べてかなりの程度許される設計の自由」
「広告経費などがかかっていない実費での建設事業」こうしたことによる結果、
「安上がりだったな」となるか、「高くついてしまった」となるか、それは突き詰めれば、
あくまで購入者個々が持っている価値観にゆだねなければならないことです。


これはそのとおりだと思います。
コーポラティブハウスは結果的に差額を自由に使えるだけで決して安くは
作る手段とするには難しいと思います。勿論安くつくろうとすれば出来るの
かもしれませんが、結局それは各個人の価値観になってしまいます。

ミーレの食洗機や高級キッチンを入れたのにこれぐらいの価格で収まったのが安いのか、
それともそれら高級設備をいれたから通常マンションとほとんど値段が上がり結局安くなかったのか

それはどこを重視するで変わってきてしまいます。

大量生産で作られているパーツをある程度組み合わせればできるように
しておけば絶対的に安く出来ますから。

そして最後に共感した部分がありましたので紹介させて頂きます。

良好なコミュニティづくりが上手くできなければ、そのプロジェクトは失敗。
また、そこにうまく導けなかったコーディネーターは力量不足。

結局
自由設計は設計事務所が責任を持ち
実費での建設は施工会社責任を持ち
良質なコミニティーはコーディネターが責任を持って進めるべきだと思います。
()勿論すべて組合員の協力があってこそですが)

組合員はそのために高いコーディネター費をはらっているのですから。
上記言葉をうちのコーディネーターにも見せたいくらいです。

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