コーポラとスケルトン

2012年1月26日木曜日

お金 コーポラ物件紹介 コーポラ問題点 雑記

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アーキネットで南青山7丁目プロジェクトという
昨年から行われているプロジェクトがそろそろ完成をするようです。
(画像はアーキネット様からお借りしています)



そしてこのプロジェクトは一住戸組合員が決まらないままスタート
したようなのですが、その一住戸が面白い販売方法をしています。

普通コーポラのプロジェクトでは組合員が決まらない場合設計士が
設計をして完成させてそれを分譲で売る形をとっているのがほとんど
だと思います。しかしここはそれをせず、あえてスケルトンのまま完成
させて売るようです。

ただ一応はマンションとして完成させなくてはいけないのでトイレと
最低限のキッチンだけは付いているようですね。

これってリノベーションと同じ流れですよね。
リノベーションのお話を聞くと設計がきまれば工事は2~3ヶ月ほどで
内装はできてしまうそうです。

そうすると自由設計をしつつ、新築で、すぐに入居できる、という
コーポラとリノベーションのいいとこ取りをした形の売り方です。

まあ当然コーポラの組合員のつながりや、リノベーションの値段の
安さなどはなくなってはしまいますが、コーポラの一番の問題点である
 ・時間がかかると言う点、
 ・きちんと完成するかと言う点
のニ点が払拭されます。

土地だけで売れそうな場所であれば現在のコーポラから一歩踏み込んで
セミオーダコーポラっていう形でスケルトンだけは完成させてしまい、
その状態で売るっというライトなコーポラもありかなと思います。

つまり、
フルコーポラティブハウスの企画
 =企画当初から組合員を募って時間をかけて共有部も組合員が決める

セミコーポラティブハウス
 =不動産・企画会社などが実際に建物は建ててそこから住人を募集する。
  そして規則など含めて通常のマンションに近い形で売る。
  ただし内装は何もないので、自分で施工会社を探して自由に設計してもらってもよい。
  勿論企画会社でも工事会社を紹介して施工も請け負う。


こんな感じでしょうか?

確実に売れる場所であればこれはこれでありかもしれません。
なかなかもめて進みにくい組合よりはある程度画一的に規格がきまれば
設計して建てるだけです。ただ問題は企画会社に体力がいるのと
利益がどれほどでるかってところですね。

内装での利益が多いのであればそこがなくなり、販売側のメリットが
なくなりそうですしね。

まあなかなか難しいですが、買う側から見るとメリットは多いので
人気はでそうな気がしますがどうおもわれますでしょうか。









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