昨日に引き続きですが、
コーポラに参加したが已む得ない事情で脱退する
場合について記載したいと思います。
問題点としては、
脱退するリスクがどの程度あるか、ということです。
コーポラは組合設立してから約2年ほどで完成します。
組合は成立する前に参加する人がほとんどでしょうから、
その場合人によっては更に半年以上も長く完成するまで
月日を要する必要があります。
そうすると期間が長い分だけ脱退しなくてはいけない
事情が発生するリスクは高まります。
私の場合は組合設立後最後に参加して、かつ
私のPJでは脱退者がでなかったので問題ありませんでしたが、
新規のPJを見ているとたまに脱退者がでているように思えます。
2年以上あれば景気もずいぶん変わりますし、
何か問題が起こる場合があります。
会社の倒産や、そもそもローンを借りれなくなったなど
起きる可能性もありそのような場合は脱退せざるおえません。
また結婚している方はこの期間中に離婚される場合もあると思います。
私が見たコーポラのうち一件はこの理由で売りだされておりました。
これに対して分譲マンションは想像が入りますが、青田買いであっても
せいぜい1年程度だと思うので1年だとなんとなく先の予想がつくような
気もします。
また二点目として脱退費用もいろいろコーディネータやPJで
異なる事も考えられます。
というのも私が知っている限りは前回お話したように自己都合での
脱退のペナルティは出資金(参加金?)です。
これはスケルトンに×幾つかですが、そもそもこれが統一されて
いないので、その没収額が異なっていきます。
私のPJでは15%でしたが、同時にみていたPJでは10%でした。
そうすると5%以上も支払うお金が異なってきてしまいます。
またスケルトンの費用ですが、
一般にアーキネットはスケルトンには最低限の内装分の予算
しか入っていないのでスケルトン額は少し安めかもしれません。
(これは設計費が高かったりプロデュース費が高かったりするかも
しれないのでわかりませんが、仮にこれらが同じだった場合は)
逆にゼロワンオフィスや都市デザインシステム系などの他のプロデュース会社で
あれば、一般的なマンションの内装の費用がスケルトンに入っており、逆に言えば
全体の額が高くなる可能性があります。
ただこれは全体の額からいうとその他のPJのコーディネート費用や
土地取得の額の違いなどもあるので一概には言えません。
しかしコーポラティブハウスと一概に言っても、会社や方式が異なるだけで
最終的な脱退への予算も異なることは確かです。
もう一回だけ続きます。
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